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サイクルショップ Bicycle Ragazzi のブログ

ラレーCRS(ステンレスフレーム)300㎞ロングライド試してみました

6月1日(水)かねてから予定していた『ラレー CRSで300㎞ライド』を走ってきました。
3日前に『若狭路センチュリーライド160㎞』その翌日に『TOJ京都ステージコースボランティア』
次の日は1日仕事して翌日300キロと我ながらスケジュール詰め込むなぁと思いましたが
一週間後の休みは田植えの手伝いという日程変更できない予定が入っていたので仕方ありません。



200㎞ぐらいのライドなら冬以外いつでもOKなんですが
300㎞はGWから梅雨入りまでがベストと思います。
この季節なら朝4時過ぎに出発して、ちょうどいいコンディションで走って
うまくいけば暗くなるころ帰ってくるという段取りが組めます。
当日も4時半出発を予定していましたが、木曜日納車予定の自転車の到着が遅れ
火曜の晩に整備する羽目に、夜遅くまで作業していたら日が変わって水曜になっていました。




そんなわけで出発は遅くなって7時半すぎにうちを出ることに、帰りは22時半ぐらいなるかなぁ
だいたいナイトランは3時間半、ライトのランタイムを考えると途中のトンネル区間
弱点灯で灯けておいたほうが無難だな。
スタートしてすぐ「なんとなく向かい風?」な感じだったのが八幡の背割り堤を越えてから
「明らかな向かい風」になり、老ノ坂を越えて亀岡に入るとすでに疲労を感じコンビニ休憩
コンディションが良ければ和知まで休憩なしで走れるのに先が思いやられるなぁ。



ロングライドで走るときは基本『安全第一』で考えてできるだけ交通量の多いところや
狭いトンネルは避けるように走ります、今回も田んぼの中の農道を北へ向かっていたのですが
途中でひらめきました『9号線に出て車を風よけに走ろう!」

八木から9号線に出ると交通量がぐっと増して大型車もたくさん走ってます交通量の多い道では
車のドライバーに不安を与えないように芯の通ったふらつかない走りが必要ですが
大型に抜かれた後は本当に楽に前に進みます「ワイもナカナカの策士やのう」と自画自賛してると
ユピテルのサイクリングマップに不穏な文字が
【観音峠】
おーっ、いっつもこの区間は船岡通るし、車やったら縦貫道、すっかりこの峠忘れてたぜ〜
今までちょっと楽した分すべて帳消し、つかマイナス、疲労蓄積、アホやおれ―
結局向かい風は舞鶴まで続き120㎞向かい風+予定外の峠1コ
そのせいで平均時速21㎞/h(舞鶴到着時、非常に遅いペース)と
CRSのロングライド適性を探るには上々のステージでした(笑)



西舞鶴の街に入ると120㎞とは思えない疲労感でリタイア輪行を考えていましたが
舞鶴まで来たんだから去年配備された護衛艦ひゅうがを一目見てから帰ろうと
27号の大手交差点を東向きに転進したところ、今まで向かい風だったのが
横風+ちょい追い風に!このまま風向きが変わらなければ小浜からは追い風に乗れる!
そう思った瞬間『このライド、続行!』と単純に方針転換。



舞鶴-小浜間の27号線のトンネルは狭く歩道もなく大型車の通行も多いので
いつもは避けて峠や海岸線に迂回しますが今回は舞鶴までで疲労してたので
迂回に峠越えが必要な青葉トンネルだけ通行することにしました。
舞鶴から先は順調に距離を重ねます

疲労感は増えることなくむしろ楽になっていく感じで小浜到着
この場所は前回の若狭路センチュリーライドでバナナの第4エイドがあった場所

小浜からは27号を離れ303号へ水越峠を越えれば自宅まで100キロ平たん路
このコース、しんどいところは先にやっつける!がコンセプトになってるんです。
熊川宿、ここも3日前にエイドステーションがあったところ、峠を前に一息つきます。

次の休憩ポイントは北小松、体力的には問題なし!
このあたりになると完全に時間も休憩のタイミングも先読みできるようになっていました。

去年は比良颪に苦しんだ161号も追い風で快適
日が落ちて暗くなったのは和邇付近、舞鶴以降の追い風で遅れていた時間も
ここまでで徐々に取り戻し、ナイトランの時間もほぼ予定の範囲内になっています。

琵琶湖大橋から湖東側に渡り、洗堰で瀬田川右岸に渡って大津の市街地を避けるコースを取ります

そのあとは宇治川ラインを抜け大久保を過ぎ木津川右岸を通って山城大橋



ゴール時刻は22時39分、距離307キロ、走行時間12時間27分、経過時間15時間13分
舞鶴で21㎞/hだった平均速度は24.7㎞/hまで取り戻していました。



ここまでがロングライドの内容、次回はロングライドで感じたCRSについて書いてみます。