Ragazzi blog

サイクルショップ Bicycle Ragazzi のブログ

流行ってる?流行らせようとしてる?オフロード系ロード

なんか最近、グラベルロードとか各社力を入れてきて
シクロクロス(これは前からあるけど) グラベルロード 
ディスクブレーキロードバイク まーいろいろ多彩ですね。



どこに垣根があるねんってところですが、簡単にカテゴライズすると
ディスクブレーキロ―ド=タイヤ細いディスクブレーキ
シクロクロス=タイヤ太いのOK、競技向きBBハイト高め
グラベルロード=タイヤ太いのOK、安定志向BBハイトはロード並み
ざっくりま―こんな感じかと


このテの自転車でワリと気に入って前から乗ってるのがARAYAのCX
元はフラットバーのモデルですがジオメトリ見てみるとドロップ仕様が本来でしょ
価格とターゲットとしてるユーザー層の使い方の都合で
とりあえずフラットバーでだしてみたってところじゃないの?っていう感じを受けます
つまり、ドロップ化して本来の仕様になるという変わった自転車です
僕が買ったときはコレしかなかったんだけど今はCXGっていう
BBハイト下げてドロップハンドル仕様で売ってる完成車があるので
安くグラベルをっていう向きにはこっちががおすすめ。
ARAYA CX 2017



自分で乗ってる自転車は当然ある程度手を入れて仕上げています
一番おすすめな改造ポイントはホイール回り
ホイール シマノWH-RS61 
タイヤ マキシス ランブラー 700x40c チューブレスレディ
40cでチューブレス化しちゃう
タイヤ幅のためシクロクロスのレギュレーションには沿えないけど
どこでも行っちゃうドコデモ自転車としては最高の走破性と耐パンク性
自転車道を30㎞/hで巡行できる走行性能を両立できます。



で、このテの【ドコデモ自転車】を楽しむのにいいルートないかなーと考えたのがこちら
三山木ー石山ー醍醐ー向島ー木津川自転車道

石山から醍醐に抜けるって、オラなんだかワクワクしてきたぞ(笑)
もちろん、普通のロードバイクでは走行不可能です
ダート区間を安心できるのはMTB、全区間トータルで考えるとグラベルロードとか
シクロクロスが面白いというルート設定であります。



自転車道から国道307号で宇治田原へ
宇治田原までの区間グラベルなルートはあるのですが
今回は時間の都合でパスして307号です。
宇治田原町内では第二名神の工事が進んでいます
この前見た北陸新幹線の工事もそうだけど山の中の工事って
何を基準にどうやって位置決めしてるんだろうって思いますね。
凄い精度の測量してるんだろうな。



石山まで走って自転車乗りの間では有名な藤村でかき氷チャージ
コイツがこの先しばらく続く登坂のエナジーになるのであります

藤村を出るとすぐに登坂開始、ヒグラシの声とカナブンの匂いが夏を感じさせます。

飽きるぐらいつづら折れをこなして笠取を越え府道782の横峰峠へ
この場所に立つのは実に20数年ぶりであります。

ここからの下りが今日のメインイベント、醍醐三宝院までダートの下りが続きます

相変わらずガレガレの下り(笑)
ここに来るまでの看板に【自動車・オートバイの通行はできません】って
ありましたが、自転車でもホネの折れる道であります。

20数年ぶりでしたので挨拶代わりに一発コケて吹っ飛んでまいりました(笑)


コケはしたけど無事、醍醐の街に到着、さっきまで滋賀石山にいたとは思えない
このトリップ感、ダートグラベル何でも来いのドコデモ自転車ならでは

醍醐から先は山科川沿いや向島の田んぼ道を通り久御山から自転車道で帰宅
一番快適に楽しめたのは田んぼ道や小川沿いのフラットダートでした。



僕の場合このドコデモ自転車、登りの多いMTBのルート探索機として
使用するぐらいなので、MTBほどダートやトレイルは攻めれないけど
MTB並みに山の懐に入れる機体として使用していますが
この手の自転車の正しい楽しみ方としては
〇のんびり周りの景色を楽しみながらライドがしたい
〇ライド中に興味を引くものがあったら寄り道したい
〇脇道にそれたり、少し冒険してみたい
こんな感じの『ちょっとユルめ、ちょっと冒険』がぴったり
一生懸命やけどどこかしらユルイ、そんな感じ。
ウェアもぴっちりタイトなジャージより
MTBジャージに短パンやけどヘルメット・グローブはちゃんと装備してる
そんなユルさとリスクマネジメントが両立した服装が似合う気がします。