GT I-Drive のメンテナンス

GTのフルサス車はI-Drive（Independent Drivetrain)というリンク機構で
スイングアームとボトムブラケットをメインフレームに結合しています。

この部分、複雑な構造のうえ走行中は常に動作しながら前輪からも後輪からも
泥が掛かる過酷な場所ですので、1年に1回は分解清掃・ガタツキのチェックをしたいところです。

実際に分解するとリンク部の部品はこれだけあります

こんなの組む自信ないよ！という方はもちろん当店で作業をいたします
機械好きでチャレンジしたい方はライトウェイプロダクツのホームページから
ユーチューブの動画で組み方がアップされています。

こちらは旧型ですので当店で販売した方々のモデルとは組み方が異なりますが
グリスアップポイントの参考になります。

当店で販売したモデルは新しい年式ばかりなので組み方はこちらをご覧ください。

手順はこれでわかるのですが、ウマく組むにはちょっとしたコツが必要です
そのコツとは
車体をひっくりかえす

娘に撮ってもらったのでピンボケですが‥
ひっくり返すことでメインフレームが固定されガタツキがわかりやすく
BBリンクのセンターも出しやすくなります。
センターが出ているかどうかの目安は最後に取り付けるドッグボーン（I-LINK）が
スムーズにBBリンク取り付け部に収まるかどうかです。

OHのときベアリングが逝ってしまっていると交換が必要です
GT純正ベアリングキットだと16000円ほどしますが、
このベアリング実はインテグラルヘッドのベアリングを流用できますので
価格も安く（6300円ほど）入手性も安心。

これらI-Driveの分解清掃組み付け作業お申し付けいただければ
当店購入者（RagazziMember）は工賃4500円で承ります。

話が変わりますが、このI-Drive搭載MTB　2011 Force2.0　Sサイズ（身長170〜180ぐらい）
定価262,500円がただいま特価展示中です。販売価格はご来店時にお問い合わせください。

今回紹介した整備ももちろんバッチリ行ったうえで納車いたします。