美浜 三方五湖ツーリング
どういうわけか昔から来た道を(戻る)というのが性に合いません。
自転車に乗るときもできるだけぐるり一周回って元の所に帰るコースを取りたいのですが
やはり理想は(行ったきり)でございます。
というわけで、片道だけのロングツーリングで遠出がしたいと思い立ち
自宅(店)から自走で福井の美浜までツーリングに行ってきました。
店から宇治田原、大石を経て唐橋・琵琶湖大橋間は湖東側、琵琶湖大橋を渡り
国道367号(鯖街道)を抜け福井に入るルートです。
午前10時出発
最初の難所はここ、近所の307号です
距離にして1キロ程度の区間ですが、道幅が狭く登りでトラックが多い。
猿丸神社を越え南郷インターへ向かうパイパスと分かれると
交通量も減り快適に走れるようになります
大石付近ではこんな裏道も走りました。
国道と併走する車の少ない住宅地外周路
今回はGPSマップ(ASG-CM13)であらかじめルートを引いて走っているので
こんなところも安心して進んでいけます。
瀬田川に出ました。ここから川沿いに進み琵琶湖東岸を行きます。
琵琶湖大橋が見えてきたところで休憩
あの橋を渡り、後ろの山の向こうが鯖街道
今回の最高標高になる花折峠(500m)もあの山の中です。
琵琶湖大橋を渡り真野では手作りこいのぼりが泳いでいました。
ここから先、花折峠まで延々登りです。
花折峠を越えると高島まで快適な(ややくだり)が続き
パイパスの道のよさと旧道の車の少なさを楽しめる
今回一番の快適区間
ただし、生活道路になっている旧道では飛ばしすぎないよう気をつけましょう。
鯖街道でこんなのを見つけました
雲竜水、昔の消防用手押しポンプです
製造されたのは明治14年のようで約130年前の骨董品(文化財?)
ちなみに京田辺市には動態保存されている雲竜水があり
出初式などで実働しているものを見ることができます。
高島の檜峠、今津の水坂峠(今回の中央分水嶺)の二つの峠を越えると
福井県に入ります。
店から出て100キロ地点
ちょうど福井県境でした。
福井県内は道が広く車も少なく走りやすい
三方五湖のひとつ菅湖畔(すがこ)を行き水月湖(すいげつこ)を望む露天風呂で休憩
今度は久々子湖(くぐしこ)に出ました。
迷路のような三方五湖です。
風呂も入ったし後は駅に向かいます
向かったのは小浜線美浜駅
駅到着は午後5時半ごろ、距離約135キロでした。
美浜から敦賀に向かい敦賀からサンダーバードで京都へ
サンダーバードは敦賀-京都間がノンストップなので輪行しやすい。
今回の装備
身に着けた荷物はヒップバックのみで
車体にサドルバック・トップチューブバック・ボトルケージ2個を装備
これで飲み水はもちろん・パンク等の修理道具・輪行袋・お風呂の着替え
電話・カメラ・貴重品のすべてを持って走れます。
あと、このコースに限らずトンネル区間の多いコースでは
テールランプ・ヘッドランプ・バックミラーは必須アイテムです。
今回のルート
琵琶湖まで R307-r783-r29
琵琶湖区間 r559-琵琶湖大橋-R477
鯖街道 R367-R303
福井県内 r218-r22-R27並走町道など
(R=国道、r=県道・府道)