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サイクルショップ Bicycle Ragazzi のブログ

ARAYA・RALEIGH 2014モデル展示会に行ってきました

2014年モデルの展示会シーズンになりました。
昨日も数社の展示会があったのですが
Ragazzi的には付き合いの深いARAYA・LAREIGH
そしてアルテの油圧STIに引き寄せられてシマノを重点的に時間をかけてみてきました。


今回紹介するのはARAYA・RALEIGH
毎年品薄になるクロモリロードのCRF・CRNは今年も健在


個人的にはCRNのオレンジが好みです

毎年微妙に変更を受けているフレームですが今年はちょっと大きな変更を受けています。
ブレーキのマウント位置を変え28Cのタイヤの装着もしくは25Cのままでフェンダーの装着が可能になりました。
ドロヨケステーの取り付けはフォーク・フレーム共に『内側』にダボ穴を設けています
変な形ダナーと思っていると『新家のボス』曰く
「資料を漁っていて気づいたんですが内側ダボという様式がクラブモデルの特徴なんですよ」
相変わらず考古学者的自転車マニアの視点で仕事をする人です(笑)
価格帯的にも素材的にも様式美にこだわる必要があるのかなぁとはおもいますがナカナカ便利そうで
右リアのダボ穴についているネジはチェーンフック(後輪外した時チェーン掛けとくアレね)も兼ねています。

CRFにいたってはカーボンフォークの内側にダボ穴付きとちょっと珍しい仕様になるため
フォークの強度試験もしっかりやったとのことです。
ブレーキキャリパーはロングアーチだとどうしても効きが悪くなるのでノーマルを使っていますので
28Cのタイヤを組むときは銘柄に気をつける必要はありそうですが
ちょっとタイヤ太目のクロモリロードって通勤通学やロングライドなどいろいろ使い勝手は広がりそう。
オプション品としてLAREIGH専用フルフェンダー・フラップ・リアバッグサポーターが用意されます。

CRFは1台展示決定



カーボンモデルのCMUアルテグラのモデルチェンジに伴い11速の6870系に
バッテリー内蔵化にあわせてFSA SL-Kのシートピラーに変更。価格は340000円(税別)

CRMとCREは継続となり価格はそれぞれ220000円(税別)と160000円(税別)



小径車(ミニベロ)は相変わらず元気なRSRは継続で133000円(税別)のんびり系ドロップハンドルのRSPも継続で85000円(税別)

そしておもわず「あ、ちょっと欲しいかも」とおもったのが小径ミキストフレームのRSM 価格57000円(税別)

泥除けとダブルレッグスタンドも付いてます

この小径にダブルレッグスタンドという構成は『新家のホープ』がウチに来たときに見せた
嫁さんのお買い物自転車がヒントになったらしいです。
このままでも十分おしゃれだけどハンドルをNITTOのB302AAとかに変えて
跨った時点で『スピード無縁』を感じるお散歩自転車にするのもステキやん。
RSMも展示決定



いっぽうARAYAブランド

ニッポンの〜にこだわる濃ゆいブランドです
スポルティフのEXS、ランドナーのRANは継続、価格はそれぞれEXS 220000円(税別)RAN 170000円(税別)



NEWモデルとしてDIA(ディアゴナール) 名称の由来はこちらをどうぞ

正直、僕自身はこの自転車で超長距離は遠慮したい・・・
僕なりの解釈はこういうロマンを抱きつつ手頃な価格のフィットネス車ととらえるのが正解かと
価格は65000円(税別)



自転車旅がしたい!けど、あまり予算がない!という学生にぴったりなツーリング車
フィデラルFEDは従来のカラーにパールホワイトとメタリックグレーを追加、価格は57000円(税別)



ロードモデルで安いと評判のEXRも継続、価格は98000円(税別)値上がりはしましたがそれでも安い価格設定
ちなみに一台だけ520mmの白を旧価格のまま店頭在庫で持っています。欲しい方はお早めに。



MTBでは29erのMF9が廃止となり、650BのMFBが登場、クロモリフレーム&リジッドフォークに
モデルチェンジしたばかりのデオーレで組んで価格は85000円(税別)

コストの問題でどーしよーもないサスフォークをアッセンブルするより
いっそ割り切ってリジッドで低価格化、必要だったらサスは好きなの選んでね。ということです。
26インチモデルのMFEは継続、価格は抑えて60000円(税別)




NEWモデルで一番(僕の)目を引いたのがCX 75000円(税別)

ずっとあるモデルですが今回はフレームがアルミからクロモリに戻りました。
クロモリなのにインテグラルヘッド採用の新フレーム
このレベルを量産できるというと仕事はあそこのあの工場がやったのかな。

さらにシクロっぽい用途を意識したブレーキとタイヤによって個性的なモデルになっています
フレームスケルトン的にはドロップハンドルのほうがしっくりしそうですが
CXである以上フラットバーでないとダメなんでしょうね。
フラットバーで乗るなら大きいサイズのほうでも僕の場合ステムをちょっと伸ばしたい気がします。
ともあれ、使用コンポは価格の安いクラリスですので好きなように弄りやすい
ドロップハンドル化も低価格(13000〜14000円)でできそうです。
ドロップ化してクロモリ・カーボンフォークの悪路OKなサイクリング車が約90000円ってのは
カナリおもしろいセカンドバイクになりそうです。
じつは自分用のつもりで1台オーダーしてしまいました。



トヨタ自動車とのコラボモデル、CX86は変更無しのアルミフレーム、カラーは新たにメタリックオレンジを追加、レッドと2色展開で価格は92000円(税別)



以上ARAYA・RALEIGHの展示会でした。


シマノはいくらでも情報が出てくるので詳細をこのブログで書く必要なないですね。
個人的には
6800アルテは使ってみたいかも
6870 Di2は良いとは思いますが、う〜ん価格考えたら僕は9000のほう選ぶカナ
ST-R785 油圧Di2は作り込み、ホイール等の充実度含めて様子見
CLARISは良くやった!ライバルのないこの分野でホント良くやった。
(MicroShiftって8速デュアルレバーは存在するけど
価格的にCLARIS 10425円 MicroShift 17220円と価格帯の違う商品です)
ターニーA070 ターニーの開発者は熱いと聞いたことがあります
コストと一生懸命戦うエンジニアの努力の結晶!それがターニー 
こいつもいよいよSTIレバー登場です、コストと戦いながらSTIです。
でもそれが付いているフレームは「こんなもんでええやろ?」的なのばかりなので
残念ながら興味の対象になりません。



てな感じでした。