20年後
20年前の自分は何をしていたか?
20年後の自分はどうなっているのか?
ちょっと考えることがありました。
きっかけはコレ
イワイのガンウェルチタン、OHの依頼です。
正直この自転車、いつの物かよくわかりませんが
ベッタのサドルや1055のSTI、RDは1056がついて
オーナー曰く「購入時のまま」ということは20年程前のものでしょうか。
アカンわコレ、という消耗品は交換しますがコンポはこのまま使い
再び走り出してもらう予定です。
フレーム、フォークの状態は保管が良かったように見えるでしょ?
でも中のBBはこの状態
でしたので保管状態は普通だとおもいます。
この状態が維持できたのはフレームがチタンだから。
20年前のものがこうして輝きを持っているという事実
20年後もフレームは輝いているであろうという予感
錆びないのがチタンの利点の一つ、ということは頭で理解していましたが
こうして時間を経た事実を目の当たりにすると
つくづく凄いなぁという素直な気持ちになります。
チタンやステンレスのフレームは高価だけど
風化しないこのガンウェルを見ていると価格なりの価値を感じます。
僕のEDGE Tiも20年先まで輝いていたとしたら
63歳の僕はこのEDGE Tiにどれだけの思い出を詰め込んでいるんだろう
そんなことを考えさせてくれる1台でした。