Ragazzi blog

サイクルショップ Bicycle Ragazzi のブログ

脱初心者の第一歩は「身を守れる」こと、すなわち安全確保

脱初心者ってどこがどうなったら脱初心者やねん!
僕が思うに30㎞/h以上で流せるとか、3本ローラー乗れるとか、ディレーラーの調整ができるとか、これから始める友達に105以上のコンポにせぇよとアドバイスするとか、そんなモンじゃないと思います。その程度で満足してたら飽きたら自転車降りちゃうよ。


ブームだけで終わらず、末なが〜く自転車を楽しむための脱初心者の第一歩とはタイトルどうり
安全確保です。



というわけで安全確保の基本を3つお伝えしたくて今回書きます、最後まで読んでね。





一つは謙虚な気持ち
一般道や自転車道を走るうえで法規上優先される状況でも優先意識は持たないように。
交差点での右直事故などによくあるケース、優先意識をもって何も疑わず交差点進入して
右折の自動車と事故、相手が保険に入っていたら補償はされるだろうけど
痛い思いをして後遺症抱えるのは自分自身ってこと忘れないでね。
それとロードに乗り出した人に多い思い違いだけど一般道(自転車道も)において
自転車は「速けりゃエライ」ってもんじゃない、レースの現場は速いやつがエライでいいけど
速く走れるだけじゃサイクリストとしてまだまだコドモ。
状況をわきまえて速く走る、速く走るのマズいシーンでは謙虚に走る。わかってる奴はそうしてるさ。
速さだけじゃなく車列にしてもそう、狭い自転車道を2列で進んでくるとか多人数のグループライドでひとかたまりになって峠道登ってるとか。
狭い道は1列なら離合しやすいし、人数が多かったら少人数に小分けすれば自動車も追い越しやすいのに。
他者への配慮が足らない、自分たちの内輪しか気がまわってないからトラブルになりやすい。
楽しみたいのにトラブってたら楽しめないっしょ?





もう一つは安全装備と点検整備
アクティブセーフティ(事故を未然に防ぐ)パッシブセーフティ(事故が起こったら
最小限の被害にとどめる)の二つに分かれます。
安全装備と言えばまずはヘルメット、グローブこれはパッシブセーフティ
それ以上に大事なのは事故を未然に防ぐこと、これには目立つ服装、灯火類、ミラー、
警音器(ベル)などがありますが、意外と忘れがちなのは日頃のメンテナンス。
走る曲がる止まるがまともにできなきゃ安全を語る以前の問題だってわかるでしょ。
うちで売った自転車は半年ごとに無料点検をサービスでしています。
点検で各チェックを受けて自分で出来る整備なら自分でやるもよし僕に整備を任すもよし、
とにかく自転車だからと軽く考えず「自分の命を晒して乗る乗り物」だと思ってきちんと整備もしてください。





最後に保険
上に書いた2点を守れば事故のリスクは断然減らせます
でもいつ何が起こるかわからないのは誰の人生も一緒。万一に備えて保険は絶対に加入しましょう
こちらのサイトが参考になるかと思います
[http://xn--gmqzf20aqf36cp03rmkas96d.com/:title=個人賠償責任保険.com
僕自身保険関係には疎いので保険屋さんに任せっきりです、馴染みの保険屋さんが欲しいという方は紹介しますよ。
あと大学生は大学生協の保険に入っていると思いますが、自転車乗ってて未加入の場合は必ず入るように。




ブームでスポーツサイクルの普及が急速に進んだ近年、シティ車(ママチャリ)=自転車の
考えのもとで作ってある法律は実情にそぐわない面も多々あります。
それをボヤくだけではなく今できる安全策を身に着け
今をそしてこれから先も自転車を楽しみましょうよ。