Ragazzi blog

サイクルショップ Bicycle Ragazzi のブログ

休日は大阪出張でした

FELT GT RITEWAYを扱うライトウェイプロダクツの展示会があり
大阪・堺に出張でした。



この時期は特に目新しいモノがリリースされるわけではありませんが
いつもカタログとWEBで見ている煌びやかなパーツ類を手にとって
「ああ、コレいい、オレ、買う」「スゲー、コレスゲェ欲しぃ、(プライス見て)でも買えない」
次の予定があったので早々に会場を後にするつもりだったのに
ワイワイ楽しんでいるうちに2時間も徘徊しておりました。
いいもの、ちゃんとゲットしてきたのでまた発表します。



次の目的地は堺から東大阪
向かった先は株式会社TIG(ティグ)のショウルーム
こんなモノを作る会社です。

チタン製品40年、自転車作って25年、写真は新しいコンセプトモデル(しかしコンポの大半が74デュラ)のOZ-R
参考価格はフレーム・フォーク・ステム一体ハンドルで約100万円とのこと
各パイプを溶接し組みあがったフレームをさらに3日かけて丹念にフィレット&ポリッシングで仕上げられたフレームは見ごたえ十分
もし製品にするとしたら構造上オーナーの体格に合わせてこちらもサイズオーダーになるでしょう1インチスレッド一体ハンドルもスペシャルパーツの風格があります。







OZ-Rは夢のコンセプトモデルですが、TIGには「手が届く夢」が製品化されています。

見本が無かったのですが、僕が気になっているのはチタニアのスタンダードロードフレームOZ-R210
サイズ展開は490〜600、1センチ刻みで12種!さらにディメンジョンオーダーも4万円のアップチャージで可能
その他にも手作り品ならではでチューブを選べたり工作を指定したり出来ます。
フレーム重量は1380g、基本価格は税込み180390円



こちらはフルチタンレーサーOZ-R518


カッチリ芯の出たフルチタンフレームは重量1420gサイズは470〜535まで6種、
こちらもディメンジョンオーダーは55000円のアップチャージで可能
基本価格税込み262500円



カーボンバックのハイブリッドモデルOZ-CBR512



チタン+カーボン、重量1260gで仕上げられたピュアレーシング
どんな乗り味か興味のそそられる1台です。基本価格税込み294000円


その他ロード系ではフラットバーロードもラインナップがあります。


さらに店主的に衝動買いしそうな危険なフレームがこれ



MTBのOZ-M210
衝撃吸収性で他のチタン素材より秀でるTIG独自のUTTT75チタンの特性と
ハードテールのMTBはきっと相性ばっちりのハズ、そして軽量、1500g
頑張れば手が届く197400円‥‥ああ、今日はうっかりやばいところに来ちまったなぁ。夢に出るぞコレ。



あと、コンセプトモデルと開発中の小径車2種


こちらはコンセプトモデルLONDON
分割式トラス構造フレームは興味の無い人が見ても『手間』の掛かる仕事なのは明白
輝きを失わない素材とあいまって工芸品のような印象を受けました。





こちらは開発中の小径モデルOZ-V210
素材特性とベントしたシートステーで「速くて乗り心地の良い小径」を実現
希少性とコンセプト、素材感で小径ファン要チェックの1台



乗り心地という観点からよくアルミ・チタン・スチールの順で硬いといわれますが(アルミが一番硬い)
TIG独自のUTTT75チタンは一般に良く使われる3AL/2.5Vチタンより振動吸収性能に優れるとの事
乗り味優しく軽量で耐久性は抜群、となると一生モノの資質は十分です。
でも、乗り味は自分で乗らないとなんとも‥と思っていたら
TIGさんから思いがけない一言が
「コンセプトモデル以外なら試乗車お貸しできますよ」



まじですか?いいんですか?本気にしちゃいますよ?試乗会企画しちゃいますよ?




おまけ

バスケットボール用車椅子、初めて乗っても自由自在なスーパーハンドリングマシンでした。


株式会社TIG http://www.titanium-tig.com